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ただいま

一昨日、ブラジルより帰国しました。

正確に言うと米国ヒューストンから帰国しました。
と言いますのは、当初サンパウロからヒューストン経由で成田行きに乗り換える予定が、予定していたヒューストン発成田行きのユナイテッド航空が欠航になり、振り替えも不可となり、一泊ヒューストンで足止めを食らってしまいました。おまけに荷物はトランクごと行方不明。現在捜索中とのこと。

いやーなにしろブラジルは遠かったです。
行きは成田から米国NYまで12時間。NYからサンパウロまでまた12時間。サンパウロからレシフェまでたしか3時間強。更にそこからバスで2時間の移動。
飛行機は乗り継ぎにそれぞれ4,5時間も待ちがあるので、まさに丸二日ばっちりかかる感じです。

帰りはもっとすごくて、宿泊地から車でレシフェまで3時間、そこからサンパウロまで飛行機で3時間、サンパウロからヒューストンまで13時間、ヒューストンからサンフランシスコ、そこで乗り継ぎして成田と、本当に飛行機に乗りに行ったみたいなものでした(笑)

試合の方は、唯一負けなかったギリシャ戦を観戦したのですが、何と言いますか、不完全燃焼。前半のうちに相手は一人減ったわけで、やはり何としてでも得点して勝ちたい試合でした。

その試合の相手ギリシャは、結局最後の最後で大逆転勝利!決勝T進出を決めたわけですが、日本VSギリシャを観た限り、負けた日本とギリシャの大きな差は私にはわからなかったです。ただ、ギリシャが決勝T進出を決めたところまでの道のりを見ると、やはりこうした大きな試合でのしたたかさと言いますか、日本にはそれが無かった気がする。
コートジボワール戦でもせっかく先制したのに、後半立て続けに失点して逆転負け。最後のコロンビア戦も、先制されたとはいえ、前半終了間際の一番良い時間に同点に追いついたのですから、相手の10番投入も当然予想できた流れ、そこで相手に主導権を渡さないように試合運びを巧みに操る術がなかったものかと悔やまれます。
私の言うしたたかさとは、まさにこの状況に応じた試合運び、戦術の引き出しをいくつも持っていて、状況に応じてそれが出来るかどうか、です。
更に決定力。ここ一番で点を決める絶対的なエース。オランダのロッベンやファンペルシー、アルゼンチンのメッシのような選手が居たらなぁ。
ちなみにギリシャ戦の会場は日本人がとても多かったけど、現地の人もたくさんいて、そのほとんどが日本を応援してくれていた感じ。だから会場は思いっきりホーム状態だったんだけどなぁ。

ところで私の滞在した(といってもたったの二日)ジョアンペッソアという町は、第一戦の行われたレシフェと第二戦の地ナタールとの中間に位置する小さな海沿いの街。ブラジルって怖いとこだって聞いてたけど、この町に限ってはそういう感じは全くなかった。
夜遅くにホテルから近くのコンビニ?まで歩いて買い物に行ったりしたけど、強盗に会うような気配は全くなかったです。

印象的だったのは、このジョアンペッソアからナタールまで約3時間のバス移動の道すがら見た景色。まっすぐ伸びた道路の両サイドは見渡す限り地平線の果てまでサトウキビ畑。
やっぱブラジルは広いや、って感じでした。それからトイレ。紙が流せない!!って知ってましたか?各トイレには必ず便器の脇に蓋のついたゴミ箱が置いてあって、お尻を拭いた紙は全てこの中に捨てます!!なんでも配管が細いのと紙が水に溶けないとかで、流すとすぐに詰まってしまうんですって。これにはマジ驚いた。

なんつっても遠い南米。行くだけで疲れちゃいます。やはりここは南米の国が断然有利??かとと思いました。さて、優勝は如何に??

by tama1366 | 2014-06-26 16:45